小学3年生くらいになると塾に行く子も増えてきて、通わせていないと「塾に行かなくて大丈夫かな?」と不安になってくることもありますよね。

私自身は塾の講師をしていましたが、小学生のわが子は今のところ塾には通わせていません。
絶対に通わせるつもりがないのではなく、現時点では塾に行かない理由の方が勝っているからです。
塾に行かない理由と家庭での勉強方法をあわせて、詳しく説明していきますね。
塾に行かない理由

私自身が塾講師をしていたこともあり、通塾を否定しているわけではありません。

現時点では通信教育×市販の教材がベストと考えています。
補習塾へ通う必要性は感じていないため
補習塾は学校の授業を補うための塾です。
これについては、通信教育で対応できると考えています。
通信教育では、解説が詳しくなっていたり、解説動画があることも。
わかりやすく!を極めています。

これで学校での学習内容は身につけられると感じていますよ。
わが家ではチャレンジタッチを使っていて、こちらのページで詳しく説明しています。
もし学校の授業についていけていない、通信教育では難しいから誰かに教えて欲しい。
そういう方は、個別指導の塾がおすすめですよ。
集団の塾だと学校と同じような感じ、「みんなできたかー?」「解説するぞー」という感じで進んでいってしまいます。

個別指導の塾では、その子の進み方に合わせて指導してもらえます。
塾の送迎
塾は終わりの時間が遅めです。
小学生の塾は、中学生よりは早く終わりますが、それでも冬は真っ暗になります。
送迎が必要になる場合が多いと思います。

我が家も通塾するなら送迎は必須になります。
通塾する場合は、
を考えて決める必要があります。
現時点で中学受験の予定がない
我が家の場合、私立中学校が遠方なので受験予定はありません。
私立中学に通うことによって、
といった、大学受験に向けて優位になるメリットがあります。

私立中学に通うメリット大きいと考えているので、絶対に受験しない!ということではありません。
中学受験の予定がない以上、進学塾への通塾はまだいいのかなと考えています。
他にも習い事があり、塾に行くと友達と遊べる時間が減るため
小学生って帰宅後、お友達の家に行ったり、公園に行ったりして遊びますよね。
習い事をしていると、どうしても遊べる時間が減ります。
学校でたくさん遊んでいるからいいかなとも思いますが、学校ではできない遊びを放課後にするのが楽しいんですよね。

今しかできない遊びの時間を大切にしたいと考えています。
実は遊びの時間も将来の能力の差に影響が出てくるんです。
非認知能力というのが関わっています。
早生まれの子について書いたページですが、遊びで非認知能力がつけられるのは早生まれの子だけではありません。
ぜひ参考にしてみてください。
コストの問題
塾へ通うとなると、月謝がかかります。
小学校低学年の補習塾で、月1万円前後からという塾が多い印象です。
月々払う費用のほかに入会金、教材購入費などかかる費用は多いですね。

学年が上がるごとに料金が上がったり、塾によってもかなり差があったりします。
かかる費用についてはしっかりと確認が必要ですね。
通塾のメリット

学習のペースができる
塾に通うことで、決められた曜日、時間は学習に充てることになります。
自宅だとなかなか勉強をすることができない場合でも、塾に行けば勉強するしかありません。
宿題のある塾であれば、宿題を自宅でしないといけないのでその分も学習時間になりますね。

必然的に学習時間が増え、学習のペースはできるはずです。
勉強の仲間ができる
通塾するメリットで、一番大きいのが仲間ができるということかなと思っていますよ。
勉強において、学習環境というのはとても大事なことです。
自宅だと誘惑もいろいろありますが、塾に行けば一緒に勉強を頑張る仲間がいます。
みんなが集中して頑張っていれば、自分もなんだか頑張れてしまうんですよね。
学校だと授業の間の休憩は「あそぼー!」となると思いますが、塾だと「さっきの問題さー」という会話になることも。

みんな勉強を目的に通っているからこそですね。
自分に合ったレベルの指導をしてもらいやすい
学校はどうしても幅広いレベルの子が一緒に学ぶ場です。(主に公立校)

勉強が得意な子には物足りなかったり、苦手な子には難しかったり…。
1人、2人の先生で30人以上のばらばらのレベルの子たちを教えているので、仕方がないことです。
でも、塾の多くはレベル別でクラスが分かれていたり、入塾テストで制限をかけていたり。

その子のレベルに合った塾を選ぶことで、得意な子にはさらにレベルアップした指導、苦手な子には手厚い指導を受けることが可能になりますよ。
塾に通っていなくてもやっておかないといけないこと

塾に行かせていない理由と通塾のメリットを比べて、現時点では通塾させていないわが家ですが、塾に通っていなくてもやっておかないといけないことがあります。
それは、土台を作っておくこと!
思考力を鍛えることです。
自分で考える力をつけておけば、知識が増えることでどんどん理解が広がります。
今は塾へ行っていなくても、やっぱり通塾したいとか、中学受験をしたくなるかもしれません。

そうなったときに対応できるよう、粘り強く、論理的に考え、判断する思考力を鍛えておくことが大事だと考えています。
家庭での勉強方法

通信教育と市販の教材で学習します。
通信教育が必要な理由
- 学習のペースを整える
- 学校での学習内容をしっかり身につける(補習塾の役割)
- 親が楽
学習のペースを整える
毎日何分とか、毎月添削がある教材が多いですよね。
その通り行えば、日々の学習ペースは整ってきますよ。
毎月の添削も面倒になりがちですが、努力賞がある教材を使えば頑張れます。
学校での学習内容をしっかり身につける(補習塾の役割)
教科書対応の教材を選ぶことで、学校の内容を予習・復習できます。
学校での学習内容は基礎になる部分。
通信教育でも取り組むことで、しっかりと身につけることができますよ。
その割に、学習塾と比べるとコストは抑えられます。
親が楽
- 子どもが1人で学習できるようになっている
- 自宅なので送迎不要・通塾時間なし
丸付けも自動のタブレット型教材にすればほとんどやってあげることはありません。
それなのに、しっかり解説もしてくれますよ。
自宅で取り組むので、送迎不要、通塾時間もありません。

通信教育なら親も楽々ですね。
うちではチャレンジタッチを使っています。
市販の教材
市販の教材は主に思考力を鍛える問題集を使います。
勉強の基礎内容は通信教育にお任せして、その他の問題を市販の教材で取り組みます。
- 思考力を鍛える問題 ←絶対
- 読解力や表現力をつける問題
通信教育だけでは、なかなかつけられない力を市販の教材で補います。
オススメの問題集をまとめてあるので、読んでみて下さいね。
まとめ 通信教育×市販の教材

通信教育を1人でやってもらうにはタブレット型教材がオススメですよ。
しっかり目的をもって通塾する!という方以外は、まず通信教育と市販の教材で
基礎内容と思考力をつける! →詳しくはこちら
そうすることで、その後の学習の理解を深める土台を作っておくと良いですよ。