先取り学習を始めたいけど、学校で習っていないことをどう進めたらいい?と悩みますよね。
いろんな方法があると思います。
親が教えるのも大変だし、塾も送り迎えがいるし……
親が教えるのって結構大変。
いろいろ方法を試して、自分でできる方法が一番でした!
先取り学習をいくつかの方法でやってみて、これなら自宅でできる!という教材をまとめました。
算数の先取り学習の教材4選
教材の形式 | 費用 | メリット | デメリット | |
チャレンジタッチ | タブレット | 5,080円 (小4、毎月払い、タブレット代別) | ・子供だけでできる ・先取り方法が2種類ある | ・他の方法より費用が高め |
スタディサプリ | 映像授業+紙 | 2,178円 (毎月払い、テキスト代別) | ・端末の操作ができれば子供だけで受講可能 ・映像授業は再生速度変更可能 ・テキストを購入しなくても受講可能(印刷可) ・他の学年の講座も受講可能 | ・インターネット接続された端末がないと受講できない ・テキストを印刷する場合、印刷の手間 |
教科書ワーク | 紙 | 1,364円 (1学年分) | ・基礎から演習問題まで取り組める ・教科書準拠なので教科書通り進められる ・費用は一番お得 | ・新しい単元を教科書なしで進めるのは難しい ・親の助けが必要な可能性 |
いっきに極める算数シリーズ | 紙 | 1,100円 (1冊) | ・分野ごとに先取りなので効率がいい | ・詳しい説明がない ・親の助けが必要な可能性 ・分野ごとなので何冊か必要 |
チャレンジタッチ
先取り方法は2種類
- AI国語算数トレーニング(受講学年は自分の学年)→追加費用不要
- 受講学年を変更する→学年が上がると受講費は上がる傾向
子どもだけでできる
チャレンジタッチで先取り学習をする最大のメリットは、子どもが一人でできること。
解説動画があるので、はじめての内容でも理解できるようになっています。
その解説動画を見るところから、問題の採点まで一人でできるようになっているチャレンジタッチは本当に楽です。
チャレンジタッチのメインレッスンも、AI国語算数トレーニングも解説動画があります。
メインレッスンの方は飛ばすことができないですが、AI国語算数トレーニングの映像は見ない選択肢もあるので、先取りにも復習にも使えます。
関連記事>> チャレンジタッチAI国語算数トレーニング【進研ゼミ】で無学年学習!解説・感想
他の方法より費用が高め
今回提示した他の方法に比べたら費用は高めです。
一人で完結できるというところだけでも価値がありますが、他の教科の学習もできることを考えるとお得に感じます。
スタディサプリ
端末の操作ができれば子供だけで受講可能
映像授業で、先生が授業してくれます。
小学生算数の講座は、
の3種類。
・授業→確認テスト
・問題を解く時間も
映像授業は再生速度の変更可能
スタディサプリで学習にかかる時間は
- 映像授業の時間(基礎入門編の1講座40分前後)
- 問題を解く時間
映像授業は4チャプター程度分かれている
でも再生速度が変更できるため映像授業の時間は短縮可能
テキストを購入しなくても受講可能(印刷可)
テキストはダウンロード印刷ができるようになっている
1冊1,320円(税込・送料込み)
テキスト購入しなければ印刷の手間がかかる
高学年なら自分で印刷する方法を教えても
インターネット接続のPC・タブレット・スマホがないと受講できない
スタディサプリはインターネット上で映像授業を受けるので、インターネット環境は必須です。
映像授業がメインなので演習問題が別に必要
授業内の練習問題や確認テストはありますが、演習問題はありません。
理解した後には演習問題をしておかないと身につかないので、何か別に用意する必要があります。
→おすすめはいっきに極める算数
教科書ワーク
基礎から演習問題まで取り組める
教科書ワークの構成は
基本のワーク【基本問題(穴埋め)→練習問題を数問】
↓
練習のワーク【練習問題(ヒントやポイントが近くに書いてある)】
↓
まとめのテスト【問題】
基本から問題になっているため、先取りには使いやすい教材です。
費用は一番お得
教科書ワークは1冊1,364円(税込)。
1冊で1年分(1学年分)なので、お得ですよね。
教科書を購入する場合、高くても1冊800円※程度なのでやはりお得ですね。
※文部科学省のHPを参考にしました。
ちなみに、教科書は誰でも購入することができます。
教科書取扱書店で購入可能です。
教科書準拠なので教科書通り進められる
自分の教科書と同じワークを選べば、教科書通り進めることができます。
各ワーク・テストには、教科書の対応ページが書いてあるので確認しやすいですよ。
新しい単元を教科書なしで進めるのは難しい
基本の穴埋め問題からある問題集ですが、説明に関しては教科書の方がわかりやすいんですよね。
先取りをするということは、まだ学校ではやっていない内容を自宅で学習するということ。
わからない点も多いので、教科書が手元にあった方が理解しやすいですね。
上の学年の学習をする際は、教科書を購入がおすすめです。
親の助けが必要な可能性
教科書ワークでの先取りは、自分で読んで理解していくことになります。
誰かに説明してもらっているわけではないので、なんで?となることが出てくると思うんですよね。
そこで親の助けが必要になります。
対応できればいいですが、小学校での教え方と親の思うやり方に違いがあったりして困る面もあります。
これはデメリットですね。
いっきに極める算数シリーズ
・分野ごとに先取りなので効率がいい
・詳しい説明がない
・親の助けが必要な可能性
・分野ごとなので何冊か必要
分野ごとに先取りなので効率が良い
分野ごとの先取りは、本当に効率が良いんです。
例えば、「分数の計算」の場合
分数のしくみ↓
分母が同じ分数のたし算・ひき算↓
約分↓
分母の違う分数のたし算・ひき算↓
分数のかけ算・わり算
これを学校で学習する場合、学年をまたぎます。
先生「この先は〇年生で習うんだよ。」と言われることがありますよね。
今学習したことなら、今さらに発展させて考えていけば理解もしやすいと思いませんか。
分野ごとに学習する方法は、先取り学習にぴったりな学習方法です。
分野ごとなので何冊か必要
いっきに極める算数シリーズは、
1冊1,100円(税込)。
今現在、算数で7冊出版されています。
- 小学1~3年のたし算・ひき算
- 小学2~4年のかけ算・わり算
- 小学3~5年の小数の計算
- 小学4~6年の分数の計算
- 小学3~6年の図形と面積・体積
- 小学4~6年の割合と比例
- 小学3~6年の文章題
詳しい説明がない・親の助けが必要な可能性
こうやるんだよ、という例が少し書いてあるくらいで、後はすべて問題です。
答えの本にも、答えしか書いてありません。
少しずつ発展させて進めていくので、これだけで進められる人もいると思いますが、難しい場合も。
間違えたとしても、解説がないため自分で何とかするのが難しく、親の助けが必要になる可能性があります。
スタディサプリ×いっきに極めるシリーズがマッチ
解説がなくて、進めにくい教材なのになぜオススメか。
問題の進め方は先取り学習に理想的ですが、未学習分野を解説なしに学習するのは難易度が高すぎる。
スタディサプリで解説×いっきに極める算数シリーズで問題演習
という方法だとうまく進められます。
楽に先取りできるかが教材選びのポイント(感想も)
- とにかく楽!チャレンジタッチ
- 費用は一番安い!教科書ワーク
- いいとこどり!スタディサプリ×いっきに極める算数
とにかく楽なのはチャレンジタッチ
- 子どもが一人で完結できる教材
- 動画や音声での解説がある教材
他の方法に比べたら費用は掛かりますが、断然楽に先取り学習できます。
我が家でも自分の学年を受講してAI国語算数トレーニングで先取り学習。
AI国語算数トレーニングは別で独立しているので、キャラクターも違うのでどんな感じか不安もありました。
でもそこはやっぱり進研ゼミなのでしっかり考えられていて、子どももすんなり受け入れてくれました。
「どれやる?」や「これどういうこと?」と聞かれることがないのは、本当に楽。
子にとってもチャレンジタッチが一番進めやすいようです!
親も子も楽な方が続けやすいですよね。
チャレンジタッチでの先取り学習についてはこちらにまとめましたので見てみてくださいね。
> 進研ゼミ小学講座(チャレンジ・チャレンジタッチ)は先取り学習可能!注意点も解説
一番安くできるのは教科書ワーク
費用が抑えられるのは教科書ワーク。
他の学年のものでも、教科書は購入した方が良いです。
教科書を購入しても、一番安くできる方法になります。
ただ、手助けが必要な場面が出てきそうです。
進められてはいましたが、残念ながら途中で嫌になってしまいました。
一人で読み、進めていくのはうちの子には合わなかったようです。
費用も抑えつつ楽なのはスタディサプリ×いっきに極める算数
いっきに極めるシリーズは、効率の良い学習方法ですが、解説がなくデメリットの方が目立ってしまいました。
学年をまたぐので、教科書を用意しようと思うと何冊も必要になります。
でもスタディサプリと合わせると一気に解決するんです。
スタディサプリはどの学年の講座も追加料金なしで受講可能。
学習する順番をいっきに極める算数に合わせて受講し、演習をいっきに極める算数で行うことで効率よく先取り学習ができます。
実際子どもがやってみましたが、先生の授業を受けてから問題を解くので、理解しやすく進めやすいようです。
スタディサプリの受講費+いっきに極める算数なので、チャレンジタッチよりは費用が抑えられます。
スタディサプリの先生の授業はわかりやすく、少し再生速度を上げて受けています。
いっきに極める算数は少し先も学べるので、わくわくするようですよ。
ただ2つの教材を扱うのはちょっと面倒なところもあります。
まとめ:算数の先取りが楽にできるのはチャレンジタッチ
先取り学習のおすすめな方法は、
- とにかく楽!チャレンジタッチ
- 費用は一番安い!教科書ワーク
- いいとこどり!スタディサプリ×いっきに極める算数
親も子も楽に先取り学習できるのは、チャレンジタッチ。
楽にできる教材が一番継続しやすいかなと感じます。
チャレンジタッチでの先取り学習についてこちらのページにまとめましたので、参考にしてみてくださいね。