名探偵コナンゼミは思考力の達人ツールや作文、複合教科が学べるのが魅力的な教材。

我が家でもこの辺りに取り組んで欲しくて選びました。
主に学習するのは国語と算数になります。
このコナンゼミ、英語も学習できるようになっているんですよね。
英語も学習できることがあまり前面に出されていないので、正直おまけだと思っていました。

実際に取り組んでみると、おまけではなかったです。
おまけだなんて失礼なことを思ってしまいました。
基礎から学べるように作りこまれています。
今回はこの中の英語について取り上げていきます。
コナンゼミの英語は学年ごとではなく、全体を通して学ぶ英語教材です。
Great Fun Bookは歌を歌ったり、お話を見たりと英語を楽しむような教材。
スゴロクENGLISHはアルファベットのフォニックス読みからスタートしてガッツリ学べる教材。

基礎からしっかり学べるのはスゴロクENGLISH!
Great Fun BookとスゴロクENGLISHは全く違う教材なんです。
それぞれのコースについてまとめました。
コナンゼミの英語は2コース

コナンゼミの英語は学年に合わせて2コースに分かれています。
取り組み方も全く違います。
1、2年生はGreat Fun Bookで楽しむ
Great Fun Bookは紙の教材です。
1年生は毎月2つの歌を歌えるようにします。
アルファベットや単語の勉強もありますよ。
2年生は、Great Fun Book2と映像(オンライン)を見て答えるものです。
物語の月と、歌がメインの月が交互。
Great Fun Book2と映像授業を併用して歌えるようにします。
単語のクイズや、聞き取った内容に答える問題がありリスニングの勉強にもなります。

どこかで聞いたことがある歌が登場するので楽しめますよ。
3年生以降はスゴロクENGLISHでフォニックスも学べる
スゴロクENGLISHの特徴は、
コナンゼミの会員ページから、スゴロクENGLISHのページに入って、ブラウザ上でスゴロクをします。
マスにとまると、イベントが発生して英語のゲームをしながら敵を倒したりしますよ。
楽しい要素がたくさんあります。
スモールステップで、何度も同じことを学習して定着するよう設計されています。

フォニックスも学べるんですよ。
フォニックスを学ぶと、英語が読めるようになってきます。
例えば、
Cのアルファベット名は「シー」
フォニックスの読み方は「ク」
(わかりやすくカタカナで表しています。)
アルファベット26文字にフォニックス読みがあり、さらにさまざまなルールがあります。
ルールによってアルファベット読みになったり、フォニックス読みになったり。
少し難しい部分もあるフォニックスですが、つづりを見て読む、ということは英語を理解するうえで重要なポイントになります。
ただ、これを自分で教えるのは難しい。

私もフォニックスを自分で教える自信はありません。
ゲームをしながら、フォニックスを身に着けることができる。

これだけでもかなり嬉しい教材です。
スゴロクENGLISHを始めるときは、みんな最初から。

初心者向けの英語教材ですね。
コナンゼミの英語教材を使ってみた感想

我が家ではコナンゼミを受講しているので、英語の教材も使用しています。
英語はおまけのように思われがちなコナンゼミですが、特にスゴロクENGLISHはしっかり作りこまれています。
Great Fun Bookは合う合わないの差が大きい
1・2年のGreat Fun Book。
2年生が受講してみたので、Great Fun Book2+映像授業(オンライン)で進めています。
映像授業は一週間に1話ずつ解放されます。
Great Fun Book2に取り組んでいると、合う合わないが大きいのではと感じました。
歌の月は楽しいけれど、物語の月はつまらない。

これがわが子の感想です。
でも、取り組んでいるところを見て、そうだよねと感じたんですよね。
歌の月は楽しいんです。
何となく知っていただけの歌を、結構しっかり歌えるようになるので楽しめています。
物語の月は聞いたことのないお話で、わからない、理解できないことからクイズにも答えられません。
英語の物語から始まっても抵抗がない子には合いますが、わからない言葉が出てくると興味がなくなってしまう子には難しい教材かもしれないですね。
我が家は、物語の月は興味がわかないタイプだったので、歌の月しか活用できていません。

毎月歌だったらもっと取り組んでくれるんだろうなと思ってしまいます。
スゴロクイングリッシュはスモールステップ
コナンゼミの英語は、3年生以降からのスゴロクENGLISHがメインの教材。
しっかり取り組むことで、フォニックスも身につき、英語が読めるようになります。
はじめはアルファベットから、何度も何度も似たような問題に取り組みながら定着させつつ進んでいきます。
このアルファベットから同じことを何度も繰り返しながら取り組んでいくことに、子どもが飽きてしまったんです。
我が家ではチャレンジイングリッシュを取り組んでいたので、英語の知識が0ではありません。
ですが、スゴロクENGLISHはスタートが必ず最初からです。
小学3年生から始めても小学6年生から始めても最初からです。
すでに英語の学習を始めている子にとっては、アルファベットから始めるなんて面倒だしつまらない気持ちが大きいようです。

わかっていることをあまりに繰り返されたらつまらなくなりますよね。
最初にテスト等を行い、スタート地点が変わるという機能があってもいいのにな、と思います。
スゴロクENGLISHの注意点
スゴロクイングリッシュの注意点は、
スゴロクENGLISHはとにかく最初からなんです。
始めたら、レベルチェックもなく最初から。
ある程度まで進めていても、退会して再入会したらまた最初から。
コナンゼミの場合は、退会すると学習データが残らないことになっているので、再入会時データが残っていないのは仕方のないことです。

でも進めていたのに、最初からなんてやりたくないですよね。
我が家はそれでやる気をなくしてしまいました。
開始前にレベルチェックを設けてくれたら、どちらの問題も解決すると思うんです。
最初からしっかり学んでほしいという意図もわかりますが、何とかしてくれないかなと思ってしまいますよね。
とにかくスゴロクイングリッシュは最初からなので、もし始めてから退会を検討することがあれば、そこもご注意ください。
まとめ:コナンゼミの英語はおまけ程度ではなかった!

名探偵コナンゼミの英語は、
Great Fun Book(小学1・2年生)
紙の教材とウェブ上の映像で学習を進めます。
歌や物語を楽しんだり、単語を発音するなどして英語に触れていきます。
スゴロクENGLISH(小学3~6年生)
ウェブ上のスゴロクゲームで学習を進めます。
- スゴロク(ブラウザ)を進めながら学習
- アルファベットから学習開始
- 誰でも最初から(デメリットでもある)
- フォニックスが学べるから英語が読めるようになる
- 900語学べるといわれている
ゲームで、フォニックスを含めた英語の基礎から学べる教材です。
開始時にレベルチェックがないため、必ず最初のアルファベットからスタート。
英語の学習を始めている子にとっては、つまらない時間が長くなってしまいます。
退会→再入会でも最初からなので、ご注意ください。
もともと思考力の問題や作文の学習ができることが売りの教材なので、英語はおまけ程度にしか考えていませんでした。
実際のところは、改善してほしいところはあるものの、作りこまれている教材でした。
フォニックスを学ぶのは英語学習においてとても役立つことですが、自分で教えようと思おうとかなり大変なのでゲームしながら覚えられるのは魅力的です。
一度公式ページでチェックしてみてくださいね。