思考力を身につけて、自分の力で考えられる子にしたい！
そんなわが家で使っている問題集「算数ラボ 考える力のトレーニング」。
思考力系の問題集としては有名な問題集です。
実際、思考力つけるにはどうしたらいいのかな？と探し始めて、初めて購入した問題集になります。
私も子どももとても気に入っていますよ！
1問の長さも難易度もちょうど良い！そのうえコスパも良い！
思考力系の問題集、1冊目にぴったりの問題集ですよ。
そんな「算数ラボ 考える力のトレーニング（以下、算数ラボ）」についてまとめました。
算数ラボ 考える力のトレーニング(iML国際算数・数学能力検定協会)
算数ラボ 考える力のトレーニング
iML国際算数・数学能力検定協会がおこなっている、「思考力検定」の問題集です。
この問題集は思考力がないと解けないように出題されているので、算数の問題を解きながら、考える力を鍛えることができますよ。
この問題集は，さまざまな種類の問題に挑戦して,考えることのトレーニングを続けることで,
考えることの楽しさがわかり
考えることが好きになり
考える力が伸びる
ように作られています。
算数ラボ 考える力のトレーニング
算数の内容の観点から「数と量」「空間と形」「変化と関係」「データと不確実性」「論理」
考える力の観点から「情報・条件を使いこなす力」「筋道をたてて考える力」「物の形を認識・想像する力」
それぞれ分類されています。
各問題はどれかに偏っているわけではありません。
例えば「数と量」×「情報・条件を使いこなす力」、「空間と形」×「物の形を認識・想像する力」のように算数と考える力の両方を盛り込んだ問題になっています。
算数ラボの問題ってどんな問題？
算数ラボには算数と考える力の両方を盛り込んだ、さまざまな種類の問題が載っています。
例を挙げていきます。
- 積み木の問題
- パズルのような問題
- 文章から読み取る問題
- 想像してみる問題
- 時計の問題
- 順番問題
など…。
文字で表すのは少し難しいですが、全国統一小学生テストの算数の最後の方の問題に似ています。
本当に一例しか書けませんでしたが、いろんな問題があるので飽きません。
似たような問題でも難易度が変わっているので、またこれ？みたいなことはあまりないです。
そして、一問一問が重くありません。
思考力の問題を取り入れてみたい！という人にはオススメの問題集です。
難易度は？何級がいい？
10級から6級まであります。思考力検定の級で分かれています。
10級…小学1、2年程度
9級…小学3年程度
8級…小学4年程度
7級…小学5年程度
6級…小学6年程度
8級以上には、私立中学入試対策や全国学力テストB問題対策を掲載しているとのことです。
わが家には10級と9級があります。
小学校に上がってから10級を始めたので最初はサクサク進められました。
1日で10問進められたりもしますよ！
値段は？問題数は？
10級から8級は税込880円
7級、6級は税込996円 （2021.7.12現在）
収録問題数は10級が128問、9級が130問です。（確認テストを除く）
1冊にこれだけの問題数があるのに、この価格！
コストパフォーマンスが高い問題集です。
算数ラボの確認テストって？
算数ラボは10級から6級までレベルが分けされ、級の中でも難易度でステージが3つに分かれています。
第1ステージが終わったら確認テストを行い、合格点が取れたら次のステージへ。
第3ステージの確認テストを終えるとチャレンジ問題になりますよ。
チャレンジ問題は次の級の問題です。
チャレンジ問題（次の級の問題）に挑戦して、進めそうなら次の級の問題集に進む。
ちょっとまだ難しそうなら、しっかり復習、と進め方もわかりやすいですよ。
算数ラボの良いところ・気になるところレビュー
- 難易度に選択肢があり、問題数も多くコスパは多い！
- 確認テストも用意されていて、理解度を把握しやすい！
そんな算数ラボですが、細かいところでほかにも良いところがあるので紹介します。
1ページがA4サイズ
算数ラボはA4の1ページに1問で構成されていることがほとんど。
たまに、2ページで1問のこともあります。
なので、書き込めるスペースが広々！
白い部分が多いと、考えるときにメモができて考えやすいようですよ。
ふりがな
問題集の中には、漢字もカタカナも出てきます。
10級は、低学年の子が使用するためにカタカナにもふりがなが振ってあります。
1年生の初めのでも、ひらがなが読めれば取り組むことができますね。
9級もふりがなが振ってありますが、10級よりはだいぶ減っています。
解説が詳しい
算数ラボには大人でも解いたことのないような問題も出てきます。
どうやって解くのかな？と思うのですが、心配ご無用！
解答・解説がとても詳しく書いてあります。
考え方も書いてありますので、説明することができますね。
さらに、この解説にもふりがなが振ってあるので、お子さんが自分で丸付け、解説を読むこともできます。
解説を自分で読ませると、わかった気になるだけで終わってしまう可能性もあり、できるだけ解説して一緒に考える方が理解度が深まりますよ。
慣れてきたら自分でやらせるのも良いですね。
正答率や類題のページも記載されています。
正答率が低い問題を正解していたとき、子どもはとても喜びます。
正答率が書かれていることで、子どもにいい刺激になっていますよ。
気になるところ
他の口コミで、算数ラボの10級の問題は小学校受験のワークに出てくるような問題だという意見もありました。
小学校受験を経験されている方、幼児期から勉強されてきた方には簡単なのかな？と思いました。
わが家は、受験は経験しておらず、幼児期も読み書きくらいで早期教育は特にしていません。
目安に書かれた学年でちょうどいい難易度でした。
また、サクサク解ける問題もあれば、根気がいる問題もあります。
あまりに解けず、子どもがイライラしてくることも。
本当は最後まで考えた方が良いのかもしれないが、後回しにすることもあります。
わが家では朝勉強に使用しているため、時間切れになれば帰宅後または翌日に持ち越す。
時間がたつと、意外とすっと解けることもありますよ。
実際使ってみた感想・評判は？
毎日の朝勉強で使っています。短時間で数問解けるので頭の体操にぴったりです。
他に問題集を使用している人でも、1問5分あれば解ける問題（10級、9級）なので取り入れやすいですよ。
思考力系といっても、その中で問題の系統が分けられているので、子どもの得意不得意がだんだんわかってきましたよ。
全国統一小学生テストを受験していますが、最初の頃は学校でやっているような前半の問題しか解くことができず…。
それが、朝算数ラボを少し続けているだけで、後半の問題にも取り組むことができるようになってきました。
テストの最中も、こんな問題やったことある！と嬉しくなるようです。
思考力・考える力がだんだん身についてきたか感じがしますよ。
他の方の評判もいいですね。
まとめ －算数ラボは使いやすい－
- 難易度の選択肢
- コストパフォーマンスの高さ
- 一問の重さ
- 書き込みやすいページ
- 問題の種類の豊富さ
- 解説の詳しさ
以上を踏まえて、算数ラボは使いやすい問題集です。
思考力系の問題集が欲しいと思っている方は、初めの一冊に最適ですよ。
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