ニンテンドースイッチに学習用ソフトがあるのをご存知ですか?
小学生向けにダウンロードソフト『グレコからの挑戦状!』シリーズがあります。
その中の『グレコからの挑戦状!漢字の館とオバケたち 小学1年生』を購入しました。
このゲームだけで新しい漢字を覚えて完璧にしていくのは難しいかもしれません。
反復練習には適しているので、一度覚えた漢字を忘れないようにするには、とても良いソフトです。
レビューをまとめました。
グレコからの挑戦状!とは
グレコからの挑戦状!シリーズは、media5から出ている学習用ソフトになります。
グレコやオバケたちに出される問題をクリアしていくソフトです。
漢字の館とオバケたちシリーズ
小学1年生・小学2年生・小学3年生・小学4年生・小学5年生・小学6年生
Greco’s Hall of Kanji Learn Japanese< Beginner > (英語版)
計算の城とオバケたちシリーズ
たし算・ひき算・かけ算・わり算
学年ごとには分かれていません。
例えば「たし算」では、1年生で習うたし算から4桁のたし算まで勉強できるようになっています。
値段
- 漢字の館とオバケたち:各1,000円(税込)
- 計算の城とオバケたち:各1,080円(税込)
グレコからの挑戦状!漢字の館とオバケたち 小学1年生
- かきかきオバケ
- かくれんぼオバケ
- かきとりオバケ
遊べるゲームは3種類です。
プレイ方法
携帯モードのみ対応。
漢字の入力は、画面に指で書き込みます。
書き順判定はありますが、結構雑に書いても正解になります。
かきかきオバケ
漢字ドリルです。
指定された漢字を何回か(5回~)書いて練習するモードです。
読みは表示されているので、自分で確認します。
かくれんぼオバケ
素早く動く漢字を書いて当てる問題です。
制限時間は1分。
このモードが、一番ゲーム性が高いです。
制限時間があることで、子どもにとっては一番楽しいようですよ。
かきとりオバケ
制限時間内に、文の中の漢字を書きとるゲームです。
漢字テストのようなので、漢字を覚えているのか試されますね。
このモードが一番漢字の勉強になります。
書き順の判定あり
どのモードも書き順判定があります。
間違えてしまったとき、正しい書き順を教科書で確認するよう表示されます。
このゲーム内で書き順を確認する方法はありません。
画数の多い漢字では、書き順が間違っていても判定前に書き終わってしまえば正解になってしまうことがありました
画数の少ない漢字では、書き終わっても不正解となりましたよ。
読み方の表示あり
音読み(カタカナ表記)、訓読みの表示があります。
例文はかきとりオバケ内の問題でしか出てきません。
グレコはしゃべりますが、漢字は読んでくれません。
自分で読み方を確認する必要がありますね。
セーブ
このゲームのセーブは自動です。
「セーブする」というようなメニューはなく、勝手にセーブされています。
そのまま終了しても、前回までに学習したことは保存されています。
パズルとかん字リスト
パズル
どのモードでも、ゲーム終了時に今回学習した漢字が表示されます。
その文字数に応じて、隠れていたパズルがめくれて絵が出てきます。
かん字リスト
このゲーム内に出てくる漢字のリストです。ゲームで何回書いたかが表示されます。
このソフトがオススメなパターン
書き順を教科書で確認する必要があること、一文字ずつ解説があるわけではないことから、新出漢字の勉強には向いていないと考えます。
一度は勉強したことある漢字の反復練習に使用すると良いですね!
ゲーム性があるので、漢字ドリルで何度も書くのが嫌いな子でも、自然と何回も書けてしまいます。
覚えているかどうか、何度も確認すると定着するので、かきとりオバケがうまく使えそうです。
新出漢字も含めて、紙ではないゲームやタブレットで勉強したい場合は、タブレット型の通信教材がオススメです。
わが家ではチャレンジタッチを続けていますよ!
書き順がアニメーションで確認できたり、丁寧に書かないと不正解になったりして、教科書がなくても学習を完結することができますよ。
まとめ (定着にオススメ!)
遊べるゲームは3種類です。
- かきかきオバケ(漢字ドリル)
- かくれんぼオバケ(素早く動く漢字を当てる)
- かきとりオバケ(漢字テスト)
書き順判定はありますが、解説はないため教科書での確認が必要です。
かきとりオバケの問題でしか例文も出てこないので、読み方の定着は難しそうです。
せっかくグレコがしゃべるので、漢字を書くたび読んでくれるともう少しよかったかなと思いました。
一度勉強した漢字の定着に役立ちそうなので、学校で習ってから忘れないようにするために遊んでいこうと思います。
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