子どもが早生まれだと、七五三のお祝いの時期にすごく迷いますよね。
わが家にも早生まれの子がいて悩みました。
特に5歳(男の子)、7歳(女の子)のお祝いだと、お友達同士や親同士でも話題になります。
いろんな意見があって悩ましいと思いますが、早めの段階で決めておくと気持ちが楽ですよ。
わが家の感じでは、3歳は満年齢の方が、着物を着せやすく体力もあるのでおすすめですよ。
5歳、7歳のお祝いは、他の兄弟やお友達と合わせたり柔軟に「数え年」「満年齢」を使うと良いと思いました。
早生まれの子の七五三の体験談と、一般的な七五三についてまとめました。
体験談:七五三の三歳は満年齢がおすすめ
1~3月生まれの早生まれの子は、数え年だと2歳7~10か月頃になります。
着物を着せやすい
数え年だと3歳前になります。
着物を持っているので、2歳の時に試着してみましたが、着られるけれど歩いて参拝するのは難しいな、という感じでした。
実際、三歳になってからお祝いしましたが、着物を着ていてもしっかり自分で歩いてお参りできましたよ。
2歳の幼い時もかわいいのですが、着物をきっちり着せたい!となると満年齢の方がおすすめですね。
衣装は手持ちのものか、写真屋さんの衣装か
着物で写真撮影、参拝する場合、手持ちの衣装か写真屋さんで借りる方が多いかなと思います。
写真屋さんで借りる場合、サイズやデザインも豊富です。
何より小さい子には着やすいようになっていて、気崩れもしにくいので、小さい子でも大丈夫ですよ。
一方、着物を自宅で用意している場合。
こちらはサイズを調整する必要があります。
お宮参りの時に着た、お祝い着を直して着る場合。
小さい子だと肩上げ腰上げが多くなり、ごわごわ。
慣れていない場合が多いので、やっぱり落ち着かないんですよね。
3歳で被布を着る場合は多少着崩れてもわかりにくいのですが、男の子で袴を着たり、女の子でも帯を締める場合は気崩れにも注意です。
わが家でもお宮参りの着物を三歳で着せました。
満年齢でお祝いしたので、3歳半を過ぎており、だいぶしっかりしてきていました。
神社参拝も着物で行きましたが、着崩れもありませんでしたよ。
お友達と七五三の話
早生まれの子の場合、満年齢で三歳のお祝いをすると入園後の年少のときに行うことになります。
その頃には、もうお祝いを終わっている子のが多い印象ですよ。
男の子だと、五歳のお祝いの話が始まることも。
満年齢でお祝いすると、同じ学年の子とお祝いする時期がずれるのでその辺も考えに入れておくといいですね。
わが家の場合は、七五三のお祝いは家族でするものと考えているので、お友達と時期がずれていても満年齢で行いました。
入園してから三歳のお祝いをしましたが、もうお祝いが住んでいるお友達に、おすすめの写真屋さんを聞いたり、神社でどんな感じだったかなど教えてもらってスムーズに済みましたよ。
七歳の女の子のお祝いに関しては、子ども同士で話したりすることもあるだろうし、同じ学年のこと同時期(数え年)でお祝いしてあげてもいいのかなと感じますね。
体力とトイレトレーニング(トイトレ)
体力とトイレトレーニングは個々で差があるので、おおよそですが参考になればと思い書きました。
2歳に比べたら、3歳の方が体力がありますよね。
実際、3歳の七五三詣りで、写真撮影と神社参拝を同日に設定しましたが、ぐずらずにどちらもできましたよ。
もう一つ大切なのが、トイレトレーニング(トイトレ)です。
着物だとトイレが大変。
トイトレ中だと心配ですよね。
おむつのうちに済ませておくなら2歳が良い場合も。
早生まれの子だと、満3歳になってからの七五三だと3歳半を過ぎています。
入園と同時くらいにおむつが外れたのですが、七五三の頃にはトイレにもだいぶ慣れてきていて、困ることもなかったですよ。
これも個々でだいぶ時期が変わってきますので、「そういえばトイレ」と頭の片隅に残しておくと時期が選びやすいかなと思いますよ。
一般的な七五三詣り
まず体験談をお伝えしましたが、一般的な七五三詣りについてもお伝えしますね。
七五三の女の子と男の子
3歳(髪置きの儀)…女の子、男の子
3歳のお誕生日から初めて髪の毛を伸ばし始める儀式が由来
5歳(袴着の儀)…男の子
初めて袴を履く儀式が由来
7歳(帯解きの儀)…女の子
子供用の紐付きの着物から、初めて帯を締める着物にする儀式が由来
地域によっては差がありますが、一般的にはこのようにされています。
満年齢と数え年
- 生まれた年は「0歳」
- 誕生日が来るたび「1歳」ずつ増える
生まれて初めての誕生日を迎えたら「1歳」になります。
- 生まれた年は「1歳」
- お正月(1月1日)が来るたび「1歳」ずつ増える
生まれて初めてのお正月(1/1)を迎えると「2歳」になります。
現代で主に使われているのは「満年齢」で、こちらの方がなじみがありますよね。
数え年の場合、12/31生まれの子は生後1日(誕生した翌日)で「2歳」になります。
数え年はあまり使うことがないですが、ちょっと実状と合わないですよね。
12/31が誕生日の子が数え年の3歳で七五三(11/15)のお祝いをするならば、1歳10か月で行うことに。
満年齢でお祝いしようかなということになりますよね。
昔は「数え年」が正式とされていましたが、現代では「満年齢」で行うことも多くなりました。
個々の事情に合わせて、選ぶことができますよ。
早生まれの子の場合
「満年齢」でお祝いする場合、遅生まれの同じ学年の子とお祝いする時期がずれてしまいます。
「数え年」でお祝いすると、「満年齢」の同じ学年の子と一緒にお祝いできますよ。
まとめ:どちらも選べるが、三歳は満年齢がおすすめ
わが家の体験談としては、
ことから、三歳の七五三詣りは「満年齢」でお祝いしてよかったですよ。
現在は「満年齢」でも「数え年」でも大丈夫なので、お子さんの成長や、他の兄弟の年齢、一緒にお祝いしたいお友達のことなども考えてうまく使い分けてみてはいかがでしょうか。