考える力・プラス講座ってどうなもんだろう?って思ったことはありませんか?
でも有料なので、ちょっと悩んでしまいますよね。
思考力をつけることに力を入れているので、ずっと気になっていましたがついに受講開始しました!
やっぱりこの講座、イイ!
メリットデメリット合わせて、詳しく説明しますね。
こちらの記事では、考える力・プラス講座1年生(小学)について書いています。
【進研ゼミ小学講座】公式ページはこちら考える力プラス講座とは
ベネッセの進研ゼミ小学講座の応用力・思考力を身に着けるための講座です。
チャレンジ・チャレンジタッチの有料オプション講座になります。
時間をかけてしっかり考える問題
考える力プラス講座の問題は、1年生から4教科が学べるようになっているんですよ。
今子どもたちの学びで必要になっている
「読解力」「思考力」「表現力」
が楽しく身に着けられるように工夫されています。
教科書対応の問題ではなく、とにかく自分で考えたり、表現したりする問題ばかり!
思考力を高めるのに最高ですね。
1・2年生に「理科」「社会」って難しいのかなって思いますよね。
でも、考える力プラス講座の「理科」「社会」は身の回りの問題で考えるようになっているので大丈夫!
1年生の講座を受講してみて、理科はともかく社会って?と思っていたのですが、知識を答えるような問題ではなく、自分の頭で考えてみる問題でした。
算数では、パズル系の問題や、式から逆に問題を作る問題もあります。
記述することは多めですね。
国語は「言葉」の問題と、教科書とは違う文章の読解問題で、ほとんど記述式の問題です。
ちょっと文章は多めですね。
問題の中で
「きみはなぜそうおもうの?」「きみはなぜそういいたいの?」
という問題があるのが特徴的だなと思いました。
とにかく、試行錯誤したり、粘り強く考え抜く力を伸ばす設計になっています。
記述式の赤ペン先生が毎月
考える力プラス講座には、専用の赤ペン先生の問題が届きますよ。
紙の問題なので、郵送します。
- 1年生 →4~7・9~2月号は国算、 8・3月号は理・社、
8・12・3月号は到達度診断ブック - 2年生 →4~7・9~2月号は国算、 8・3月号は理・社、
8・12・3月号は到達度診断ブック - 3年生 →4~6・9~11・1月号国算、 7・2月号は理・社、
8・12・3月号は考える力・総合診断テスト - 4年生 →国算理社 8・12・3月号は総合科目
チャレンジやチャレンジタッチと同じように努力賞ポイントもたまりますよ!
同時に受講していたらザクザクポイントたまりますね。
実験用の付録が楽しい
- 1年生 体験クラフト(理科の実験:毎月)
- 2年生 体験クラフト(理科の実験:毎月)
- 3年生 サイエンス教具(4.6.8.10.12.3月号)
- 4年生 サイエンス教具(4.12月号)
主に理科の学習で利用します。
実際に試しながら学習できるように工夫されています。
1年生の8月号の体験クラフトが、いろいろな形の紙飛行機でした。
重さや形を変えて飛ぶ様子を比べます。
子どもの興味にちょうど当てはまって、楽しい。
そしてしっかり考えますね!
今回、重さを比べる用に同じ形の飛行機が3個用意されていました。
紙飛行機が1つあれば、条件かえて実験をすることはできますよね。
でもそれぞれの条件の飛行機があれば、距離を測ったりしなくても、すぐに目で結果を確認できます。
低学年でもわかりやすいし、親切だなと感じましたよ。
考える力プラス講座には種類がある
- 考える力・プラス講座 1・2・3・4年生
- 考える力・プラス講座 5・6年生
- 考える力・プラス 中学受験講座(4年生~)
考える力プラス講座の1~4年生と5・6年生はカリキュラムに違いがあります。
5・6年生用は中学に向けてという感じで、論理的思考力や読解力、作文力などを鍛えます。
映像授業もあったりしてちょっと違いますね。
この記事では1~4年生の考える力プラス講座についてになります。
考える力・プラス 中学受験講座
小学校の学習範囲を超えた、読解力、思考力、表現力、情報処理能力を身に着けることを目的とした講座
国立・私立中学校受験を検討している方
公立中高一貫校と併願を検討している方 におすすめ。
受講費について
4月号スタートの場合の受講料をまとめました。
学年 | 毎月払い | 6か月分まとめて払い | 12か月分一括払い | |
1年生 | 1か月あたり(税込) | 2,530円 | 2,530円 | 2,403円 |
6または12ヶ月分(税込) | ー | 15,180円 | 28,836円 | |
2年生 | 1か月あたり(税込) | 2,530円 | 2,530円 | 2,403円 |
6または12ヶ月分(税込) | ー | 15,180円 | 28,836円 | |
3年生 | 1か月あたり(税込) | 2,933円 | 2,933円 | 2,787円 |
6または12ヶ月分(税込) | ー | 17,598円 | 33,444円 | |
4年生 | 1か月あたり(税込) | 3,859円 | 3,859円 | 3,667円 |
6または12ヶ月分(税込) | ー | 23,154円 | 44,004円 |
毎月払いと、6か月分まとめて払いの1か月分の受講費は同額ですね。
受講前に、公式ページで確認をするようにしてくださいね。
考える力プラス講座の受講費についてはこちらのページに詳しくまとめたので参考にしてみてください。
詳細ページ➡︎ 考える力プラス講座受講費まとめ
考える力プラス講座の取り組み方
考える力プラス講座1年生は、1か月に12講座あります。
- 国語 3講座
- 算数 4講座
- 理科 2講座
- 社会 2講座
- じぶんづくり 1講座 ←道徳に似ています
低学年は一人でやるというよりも、一緒にやってあげられる環境が必要です。
1年生の理科には「おやこでじっけん」というパートも。
平日はチャレンジまたはチャレンジタッチのメインレッスンに取り組んで、土日に一緒にやってあげられるといいですね!
実際に取り組んでみた感想
普段は宿題にチャレンジタッチ、そこに考える力プラス講座は足せないかもと思っていたので、夏休みに追加してみました。
子どもが面白がって鉛筆がすすむ、すすむ!
普段の問題では、文章を読むのが好きではありません。
でも考える力プラス講座は、文章を読まないと解けない問題がたくさん。
それでも問題が楽しいから、一生懸命読んで取り組めました。
時間がかかるにも関わらず、集中していたのも印象的でしたね。
子どもの興味にぴったりな問題が多かったのだと思いますよ。
思っていたよりも講座数が少なかったので、土日に取り組むことで両立できるなと感じました。
「この問題集もっとやりたい!」この一言で、受講は正解だったなと思いましたよ。
どうかな?と思っている人は長期休みに合わせて受講してみるといいかもしれません。
※1ヶ月のみでは受講できませんのでご注意ください。
考える力プラス講座のメリット・デメリット
とてもいいなと感じた教材ではありますが、メリットデメリットあるので説明しますね。
実際受講して分かったメリット
- とにかく考えさせる問題!
- しっかり読まないと解けないので一生懸命読めるようになる
- 書くことが多くて練習になる
- 実際に体験して考える
- 楽しい!!!
続けるには、やっぱり楽しいのが一番ですよね!
取り組んでわかったデメリット
- 時間がかかる
- 親に負担がある
- 粘り強さが必要なので、投げ出したくなることも
- 紙の教材しかない
- 1ヶ月に12回分の講座しかないのに、チャレンジタッチの1か月あたりと同じくらいの受講費
時間がかかり、親に負担も
紙の教材しかないので、丸付けをしてあげないといけません。
(解説は詳しく、声かけの方法も書いてあるので、指導側にも親切です。)
理科には「おやこでじっけん」もあり、どうしても親に負担が。
そして読み・書きに加えて考えるが必要なため、時間がかかります。
土日や、長期休みに取り組むことで、解消できるかなと思いますよ。
受講費
チャレンジタッチのボリュームを考えると、少々お高い印象です。
- 楽しく取り組めるよう工夫された教材
- 毎月の専用赤ペン先生
これらのことを考えると、適正なのかなと感じますね。
受講がオススメな人・そうでない人
私自身は、いい教材だと思っていて、子どももこれだけはやめたくないと言っています。
合う人、合わない人がいると思うので、参考にしてみてくださいね。
受講してみるのがおすすめな人
- 考える力をつけたい人
- チャレンジタッチでは、記述少ないかな?と感じている人
- タブレット型教材だけではなく紙の教材もさせてたいと思っている人
受講は見送った方がいいかなという人
- 文章を読むのが嫌な人
- 低学年で、親が一緒にやってあげることが難しい人
- 学校での学習内容を身に着けたい人
文章を読むのが嫌な人
文章が読めるようになるようになる教材ではありますが、嫌すぎて取り組めないとなるともったいないかなと思います。
低学年で一緒にやってあげることが難しい人
1.2年生の間は一緒にやってあげないと、難しい場面があります。
お休みの日に取り組めると良いのですが、忙しくて難しいとなると、もう少し学年が上がってからの方がいいのかなと思います。
学校での学習内容を身に着けたい人
この講座は、教科書に対応している講座ではありません。
学校での学習内容を身に着けたいと考えている人は、進研ゼミ小学講座のチャレンジまたはチャレンジタッチを受講するのがおすすめです。
チャレンジタッチについてはこちらにまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ ーしっかり考えられるようになるが余裕が必要ー
考える力・プラス講座は、思考力、読解力、表現力が楽しく身につく、本当によくできた教材です。
取り組むのに親子ともに時間的余裕が必要ですが、一生懸命取り組んだ分、どんどん力がついてきますよ! →受講がオススメな人
オプションの講座なのでメリット・デメリットはあります。
思考力を伸ばし、「できた!」から自己肯定感を伸ばせそうなこの教材を、私はおすすめします。