通信教育ってどれか1つを選ぶと思いますが、
こっちの教材はここが良いけど、ここが足りない…
結局選びきれず悩むことってありますよね。
併用 ってどうなんだろう…
そう!通信教育って併用できるんですよ。
なので、お互いの良いとこ取りをしようと思えばできます。
わが家でも悩んだ末に、併用していたことがあります。
その後、通信教育は片方のみを受講することになりました。
可能ですが難しい通信教育の併用、メリットデメリットを含めてまとめていきますね。
難しい!?通信教育の併用
通信教育は1つ選ぶのが一般的ですが、1つを選ばなければいけないというルールはありません。
実際に2つの通信教育を併用していましたが、継続の難しさを痛感しましたよ。
メリットデメリットはこちらへ
オススメな人、そうでない人はこちらへ
なぜ併用したのか
併用しようと思った理由は主に2点あります。
- 私が良いなと思う教材と子どもがやりたい教材が違っていたため
- 一斉休校で時間があったため(2020年)
やりたい教材とやらせたい教材の相違
私の家庭学習に対する考えは思考力重視。
先取学習は今のところしていません。
学校で習ってきたことに関しては、学校の宿題で復習することはできるので、家では別のことをした方が良いと考えています。
- 算数 ⇒ 思考力重視の問題
- 国語 ⇒ 作文や要約の問題・読解問題については教科書とは違う文章に触れた方が良いと考えている
これらに関しては、今も私の考えは変わりません。
ですが、子どもがやりたがるのは、タブレット教材でした。
一斉休校で時間があった
2020年は新型コロナウイルスの感染対策で、一斉休校がありましたよね。
突然すぎて、初めの方は宿題もありませんでした。
夏休みでもないのに1日まるっと家にいて、どこにも行けず時間だけがある。
ちゃんとやっている子たちはいるのだからと、学校にいるはずの時間は勉強させようと決めました。
なんとなく、音楽や体育なんかも入れたりして、学校っぽく過ごしてみましたよ。
時間がある今がチャンス!と思って、私がやらせたかった通信教育も受講しました。
なぜ続かなかったのか
- 時間が無くなったから
- 紙での記述式を嫌がったから
学校が再開になってから、帰宅後しか時間がなくなりました。
それでもしばらくは継続していましたが、少しずつやれなくなってきたので今は元に戻りました。
朝は別の問題集を継続して取り組んでいますよ。
もう一つの理由は、タブレット教材に慣れていて、紙に書くことを嫌がりました。
タブレット教材は、解説がわかりやすく、子どもも取り組みやすいというメリットが。
一方で、選択式の問題が多く、気を付けていないとやったつもりになっているだけというデメリットがあります。
記述を嫌がる問題は、改善していく必要があると考えていますよ。
チャレンジタッチとまなびwith(現:名探偵コナンゼミ)の併用
チャレンジタッチをもともと受講していましたが、追加でまなびwithを併用しました。
ベネッセコーポレーションの通信教材
進研ゼミ小学講座(通称チャレンジ)のタブレット型教材です。
専用のタブレットで学習します。
※チャレンジ(紙の教材)、チャレンジタッチ(タブレット型教材)では少し教材が異なることもあるので注意が必要です。
小学館の通信教材
2020年度までは小学生の講座も『まなびwith』という名称でした。
現在は小学生コースは『名探偵コナンゼミ』にリニューアル!幼児コースは『まなびwith』(年中・年長コースのみ入会可)。
『名探偵コナンゼミ』には、まなびwithのときのような「通信教育」と新しいコンテンツの「ナゾトキ」があります。
それぞれ片方ずつの受講も可能です。「ナゾトキ」に関しては大人向けもありますよ。
なぜチャレンジタッチとまなびwithだったのか
小学校に入学する前から、こどもちゃれんじを受講してきました。
入学前に、他の通信教育の体験教材も取り寄せましたが、断然チャレンジタッチをやりたがったので、現在も受講中です。
チャレンジ(進研ゼミ小学講座)のベネッセは、本当に子どもの気持ちがわかっているようで、やる気にさせる天才だと思いますよ。
ただ紙の教材だと溜めてしまうこともあり、タブレット教材のチャレンジタッチを受講しています。
教科書の内容や、基礎から学べ、国語算数以外にも英語やプログラミングの学習をすることもできる優れものです。
ちょっと足りないかな?と思っていたのは以下の点です。
- 思考力系の問題
- 作文
- 教科書対応ではない国語の問題
一方、まなびwithでは思考力系の問題がたくさん。
思考力の達人ツール(ベン図やピラミッドチャートなど)や複合教科科目の問題もあります。
国語は、教科書対応ではなく、違う文章で、作文や要約のような記述問題に対応しています。
自分で考え、分析し、表現できるようになります!
なので、もう1つの教材はまなびwithにしました。
通信教育併用のメリットデメリット
実際に併用してみてわかった、メリットデメリットをまとめます。
メリット
- チャレンジタッチで基礎的な部分はやっているので、教科書と違う内容でもついていくことができた
- チャレンジタッチで解き直しはしているが、紙の教材を使うことで苦手な部分が浮き彫りになった
- 思考力の達人ツールを使う問題や、複合教科の問題で頭をしっかり使うことができた
- 苦手なうえに、取り組み方が難しかった作文にも触れることができた
- 難しく感じても、解説動画があるため理解しやすい
通信教育は市販の教材に比べて解説が詳しかったり、解説動画が用意されていたりすることが多いです。
初めての形式の問題だと拒否反応を起こしてしまうこともあると思いますが、解説動画があると本当にわかりやすいですよ。
デメリット
- 思考力が問われる問題や記述、作文に時間がかかることを嫌がる
- 通信教育を2つというのはコストがかかる
2つをやり続けるには、ちょっと時間がかかりすぎて重かったようです。
併用してみた感想
一斉休校中の時間があるときには、ちょうど良かったです。
自分の子の苦手な部分が、しっかりわかりました。
チャレンジタッチの方が手軽に出来るので、下校後の勉強には時間的にちょうどいいです。
休日にまなびwithを続けていましたが、休日だけで終わらせられる量ではなく溜まってしまいました。
まなびwithはとても良い教材だと思っているので、継続できなかったことが残念です。
記述問題に慣れるように、シフトしています。
記述式に苦手意識がなくなれば、もう一度受講する予定ですよ。
通信教育の併用がオススメな人・そうでない人
通信教育にはメリットデメリットがあります。⇒ メリットデメリットへ
それを踏まえてオススメな人とそうでない人をまとめるとこのような感じになりました。
オススメな人
- 時間的に余裕がある人
- 解説が丁寧で、できれば動画での解説を希望している人
オススメではない人
- 1つの通信教育でも時間がかかってしまう人
- コストをかけたくない人
まとめ -教材の選び方次第-
2つ通信教育を併用するということは、メリットデメリットがあります。
時間もお金もかかることなので、もし併用するなら、
- 教科書準拠 × 教科書非対応
- 基礎的なレベルの教材 × 難易度の高いレベル
のようにそれぞれに役割を持たせて、良いところ取りができるといいですね。
無理に併用して、勉強が嫌いにならないように気を付けてあげられると良いかなと思います。
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