チャレンジタッチをしばらくやってみると、これ簡単すぎるのでは?と感じることがあるんですよね。
チャレンジタッチのメインレッスンは学校の教科書準拠の基礎問題。
予習になっていれば、一つ一つ丁寧でわかりやすいんですが、すでに習った内容や知っている内容だと丁寧すぎて簡単すぎると感じるんですよね。
丁寧だからこそ予習、先取りには最高なんです。
でも簡単すぎるなと感じたとき、子どももつまらなくなってしまう。
実際つまらないって言われたことが……
など、いろいろ試しました。
チャレンジタッチが簡単すぎるときの対処法をまとめました。
チャレンジタッチが簡単すぎると感じる理由
チャレンジタッチの難易度(メインレッスン)は易しい
チャレンジタッチのメインレッスンは、教科書準拠です。
基本的なところを理解できるように、動画や音声で丁寧に説明してくれます。
本当に基本的な問題なので、難易度としては易しいので、どうしても簡単すぎる感はありますね。
予習になっているときは簡単でもよさそうですが、学校ですでに習った場合。
ひとつひとつの説明が丁寧すぎて、すっごく簡単に感じるようです。
簡単すぎるとつまらないと思うことも……
演習問題、応用問題や思考力問題はメインレッスンよりも難易度が高いです。
チャレンジタッチは選択式が多い
チャレンジタッチはタブレット教材なので、選択式の問題が多めです。
文字の入力は手書き、算数も答えを選ぶのではなく数字を入力する問題もあります。
毎月1回の「赤ペン先生記述力指導」でも、手書きの文字がそのまま添削されるので、完全に選択式というわけではありません。
それでも選択式の問題が多くなると、なんとなく簡単なんですよね。
例えば、国語の読解問題で記述で答えるであろう問題でも、3つくらいの選択肢から選ばせることがあります。
記述式なら文中から読み取り頭の中で整理し、書く作業が必要。
でも、選択肢があると、「これっぽい」で進めてしまうんです。
そういった意味でも、選択式の問題が多いことは簡単すぎるなと感じる理由になりますね。
チャレンジタッチのメインレッスンはボリューム少な目
1回の取り組みが7分程度(1・2年は3~5分)の設計なので、一番多い6年生でも1か月分で約4時間分の問題量になります。
設計時間よりさっと進められる場合もあると思うので、メインレッスンのボリュームは少な目かなと思います。
ボリュームが少ないとさっと終わって、簡単に感じますよね。
チャレンジタッチが簡単すぎるときの対処法
演習問題・応用問題・思考力問題に取り組む
メインレッスンの下に、「実力アップレッスン」や「挑戦レッスン」(学年によって名称が異なります)があり、そこから演習問題や応用問題に取り組めます。
低学年の「実力アップレッスン」は、実力アップレッスンのタブをクリックしないと見られないので、教えてあげておくといいですね。
知らなかった!ということもありますよ。
「今日のおすすめ」に演習問題や応用問題を表示させることができます。
小学1年生から3年生までは、おうえんネット(会員サイト)で「演習問題」「応用・思考力問題」をおすすめに表示するか設定できます。
小学4年生以上は「上位コース」になりますが、チャレンジタッチから設定します。
「おすすめ」に表示されなくても、自分で選べば取り組むことができます。
他にも
もおすすめに表示することができます。
AI国語算数トレーニングは先取りして進めますので、得意な分野はどんどん進んで演習することができますよ。
AI国語算数トレーニングもチャレンジイングリッシュも、メインレッスンとは違う入り口から入る必要があります。
子どもに任せていると、おすすめに出てこないものはやらないことにつながるんですよね。
おすすめに出てこれば自然と取り組むことができるので、応用問題まで出てくるように設定してみてくださいね。
通信教材を併用(考える力プラス講座・名探偵コナンゼミ)
チャレンジタッチの応用問題はメインレッスンよりは難易度が高いです。
難易度は上がりますが、チャレンジタッチで応用問題を解くことのデメリットもあるんですよね。
しっかり解いた上で答えを選ぶのなら、選択式でも問題はないんです。
でも、ちょっとわからない、というときにも選択式だと「なんとなくコレ!」ができてしまうんですよね。
そんな状態でも正解してしまうと、解説が出てこないのでしっかり理解するチャンスを失ってしまう。
これは選択式問題の一番の問題かなと思っています。
応用問題や思考力の問題を解く場合は、メモや図をかいて考えた方がいいときが多くあります。
チャレンジタッチも、問題を解く際には画面上にかけるようになっていますが、小さくかけなかったり、ぐちゃぐちゃになってしまったり……
何より、そのメモが残らないんですよね。
これ結構あとで困るんですよ。
応用問題や思考力の問題でどこで間違えたのか残らないのは、復習しづらい。
そういうちょっと難しい問題を解くときには、紙の教材の方がいいかなと思います。
考える力プラス講座
進研ゼミのオプション講座です。
思考力や表現力、読解力を鍛えるための講座で、紙の教材です。
赤ペン先生の添削もあります。
メインレッスンとは内容がだいぶ違っていて、1・2年生のうちから理科社会にも取り組みます。
しっかり考える問題なので、1回の取り組みに時間がかかります。
実験できるような教材や、表現する問題がたくさんあるので、チャレンジタッチだけより深く考える力が付く感じがしていますよ。
同じ進研ゼミの教材なので、手続きが簡単なのはメリットですね。
考える力プラス講座はチャレンジタッチなしの単独でも受講可能な講座。
チャレンジタッチと同じく最低受講期間は2か月なのでご注意くださいね。
関連ページ➡ 進研ゼミ小学講座考える力プラス講座を受講者がレビュー【チャレンジ・チャレンジタッチ】
名探偵コナンゼミ(旧まなびwith)
小学館の通信教材です。
まなびwithがリニューアルされました。
紙の教材で毎月の添削もなく、付録もなく、とてもシンプルな教材。
ただ、基礎の問題から、思考力や作文までバランスよく学べる教材なんです。
教科書準拠ではないですが、学習指導要領には沿っているので、学校と同じような基本レベルから学習可能。
応用問題やひらめき問題、複合教科問題、作文など問題の種類が豊富です。
足りない部分は市販のドリル買えばいいよね、と私も思ったんですが、コナンゼミはバランスが良いんです!
基礎部分もあるので、簡単な問題もあります。
でも教科書準拠ではない分、国語なら教科書とは違う文章なので1から考える必要があり、算数も学校と進度が同じわけとは限らないのでちょっと違う分野だったりして子どもも面白いようです。
名探偵コナンゼミにリニューアルされたとき、PDF版ができました。
家で印刷する必要があるのですが、小学校1年生なら月額1,320円(税込)からできるようになったんです。
いろんな種類の市販の教材を買いそろえ、スケジュールを組んでいくことを考えると、コナンゼミの併用の方が楽だなと感じて、わが家では併用しています。
低学年のうちは親が丸付けはしないといけないですが、楽しんでいますよ。
最低受講期間もありません※し、退会はウェブ上でできるので、気軽に申し込むことができます。
公式ページ➡ 名探偵コナンのキャラクターと一緒に思考力を育てる通信教育「ワークブック」
関連ページ➡ 名探偵コナンゼミの評判はどう?受講者がガチレビュー
市販の問題集を併用
少し難易度の高い問題集を併用するのも良いです。
市販の問題集だと親が選び、スケジュールを組み、丸付けや解説とちょっと大変ではあります。
でも必要な部分だけ強化することができるのが良いところですよね。
チャレンジタッチだけでも基礎問題から応用問題まで取り組めるので、紙の教材の方が鍛えやすい思考力の問題に取り組むと難しい問題にも対応していけるようになりますよ。
詳細はこちら➡ 【小学生】論理的思考力を鍛える問題集10選!自分で考える力を身につけよう
わが家で併用している教材
思考力系の問題集以外で使っている問題集です。
主に名探偵コナンゼミを併用する前に使用していました。
国語
いろんな文章に触れて、読解力をつけるのに使用しています。
ステップを踏んで問題を解いていくので、初めての文章でも解くことができて子どもも楽しいようです。
論理エンジンと同じく出口先生の問題集です。
文の構造だったり、文と文のつながりなどを学習して、読解力や作文力をつけていくことができる教材です。
「なんとなくわかる」から論理的に考えるための練習といった感じです。
こちらは子ども一人取り組むというより、一緒にやってあげる方がわかりやすい教材です。
算数
Z会の問題集です。
この問題集は中学受験も視野に入れている問題集で、「植木算」や「つるかめ算」などがでてきます。
チャレンジタッチから比べると難易度は高めなので、もっとやりたい、やった方がいい分野だけ選んで取り組んでいます。
算数は算数ラボのような思考力系の問題集をどんどん進めていますよ。
詳細はこちら➡ 【小学生】論理的思考力を鍛える問題集10選!自分で考える力を身につけよう
まとめ:簡単すぎたらコナンゼミの併用がちょうどいい
チャレンジタッチのメインレッスンは簡単すぎるなと感じることもあるかなと思います。
簡単すぎると感じるほど丁寧なので、先取りには最適なんです。
でもやっぱり簡単すぎる問題ばかりでは……という思いもありますよね。
解決策は
- 1 チャレンジタッチで演習問題・応用問題・思考力問題まで取り組む
- 2 AI国語算数トレーニングでさらに演習と先取り
- 3 他の通信教材を併用(考える力プラス講座・名探偵コナンゼミ)
- 4 市販の問題集を併用
1と2は費用が掛かりませんので、ぜひやってみてください。
3と4は費用が掛かりますが、この中で1番おすすめなのは名探偵コナンゼミの併用です。
名探偵コナンゼミは、すごく難易度の高い教材ではありませんが、しっかり考えないと最後までできない問題集なので、チャレンジタッチが簡単すぎたときに併用するには良い教材だと思います。
いろいろ迷ったときに、戻ってきてやっぱりいいよなと思う教材です。
1か月から受講できる※ので、ぜひ試してみてくださいね。
公式ページ➡ 名探偵コナンのキャラクターと一緒に思考力を育てる通信教育「ワークブック」