早生まれの子がいて、2年保育と迷っていたくらいなのに、なんで4年保育(満三歳児クラス)と迷うの?と思われた方。
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早生まれなのに4年保育を考えた理由。
それは、人気があって競争率の高い幼稚園(受験ではありません)場合、年少から入園させるより、満三歳児クラスから進級する方が競争率が低い場合が多いからです。
(多くの子が3年保育を選ぶ地域の場合)
ただ、早生まれだと注意しないといけないこともあります。
いろいろ考えた結果、わが家では3年保育を選びました。
年少より前に幼稚園へ通う場合のクラスや、早生まれだからこそ注意すべき点についてまとめました。
年少より前の幼稚園のクラス
幼稚園によって名前、システムが違うことがあります。
満三歳児クラスと2歳児クラスは一体化していることもあります。
どんなクラスがあるか、興味のある幼稚園に問い合わせてみて下さいね。
満三歳児クラス(4年保育)
多くの幼稚園で採用されていますが、満三歳から入園できるクラス。
最近は、満三歳誕生日当日から受け入れている幼稚園も多いです。
満三歳児クラスに入園すると、満三歳児(3歳)・年少(3歳)と3歳児クラスに2学年在籍することになることから4年保育と呼ばれていますよ。
満三歳児クラスに入園して、4年保育にするメリットは
特に人気の園だと年少に進級できるメリットは大きいです。
多くの方が3年保育を選ばれる地域であれば、年少からの入園は倍率が高い。
年少からだと倍率の高い園でも、進級できるとなれば安心ですよね。
また、幼稚園の満三歳児クラスは無償化対象です。
無償化といっても無料になるわけではない場合もあるので、下に説明しました。
2歳児クラス(満3歳の誕生日より前)
満三歳になる学年の子が通えるクラスです。
2歳のうちは、登園回数や保育時間が短い幼稚園もありますよ。
満三歳児クラスとくっついているようなクラスで、
などがあります。
このように、2歳児クラスと満三歳児クラスについては区別がいろいろです。
3歳の誕生日前でも通えるクラスと覚えておくと良いですよ。
早生まれの子は誕生日が遅いために「満三歳児クラス」に入ることが難しい場合があります。
なので「2歳児クラス」も考えておくべきクラスなんですよ。
プレ幼稚園(慣らし保育・入園準備)
プレ幼稚園は集団生活を体験、入園準備をするようなクラスです。
などがあります。
子どもだけで通園するタイプは2歳児クラスのようですね。
週に何度か、午前中だけなど、少しずつ慣らしていくクラスです。
ただ、2歳児クラスからは満三歳児クラス→年少と進級することができても、プレ幼稚園からは進級できないことも。
2歳児クラスも運営しているが、プレ幼稚園もやっているという幼稚園もありますので、興味のある幼稚園についてぜひ調べてみて下さいね。
早生まれの子が年少前のクラスに入ることについての注意点(満三歳児・2歳児)
順番に説明しますね。
先着順だと早生まれは満三歳児クラスに入れないことも
早生まれの場合、満三歳になるのは学年の中で後ろの方ですよね。
どうしても申し込みできるのが、他の子より後になります。
定員になるまで募集…早生まれだと入れない可能性も。
募集が一斉募集なのか、誕生日の〇か月前かどうかなども調べてみる必要がありますね。
2歳児クラスも考えるが2歳になったばかり
満三歳児クラスだと、誕生日からしか入園できないところが多いです。
4月から入れる所や、誕生日が来たら満三歳児クラスに移れる2歳児クラスもあります。
先着順で入れない可能性があるので、2歳児クラスに入れよう!と思うかもしれません。
ただ、2歳児クラスの4月入園時、早生まれの子はまだ2歳になったばかりということです。
3歳になったばかりでも不安なのに、2歳になったばかりとはさらに不安が大きいですよね。
満三歳児クラスに入りたいために2歳児クラスを考えるのであれば、「2歳児クラスに途中入園できるか」「満三歳児クラスがいっぱいになる前に2歳児クラスに入りたいが、例年何月くらいには定員に達するか」など情報収集して下さいね。
わが家でも、満三歳児クラスを考えたところ「早生まれの子の誕生日の頃には定員オーバーかも」といわれ、2歳児クラスを考えました。
でも、2歳になったばかりで不安も大きかったのでやめました。
結局3年保育の年少から入園しましたよ。
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プレ幼稚園(プレスクール)では進級できないことも
プレ幼稚園(プレスクール)も年少に上がる前に通うクラスですが、入園準備をするといった趣旨のクラスであることが多いです。
満三歳児クラスと違って進級できない幼稚園もありますので要注意。
幼稚園によっては、プレ幼稚園に在籍している子も優先的に年少に入園できるところ、年少に上がれるように席を確保してくれているところもありますので、こちらもチェックですね。
満三歳児クラスの無償化について(私立の幼稚園の場合)
幼児教育・保育の無償化は結構複雑です。
今回は、保育の必要がなく(非課税世帯ではなく、保育園に入園できるほど働いていない)、満三歳児クラスに入園する場合について説明します。
幼稚園の教育部分について、満三歳児クラスは無償化の対象です。
無償化といっても、私立幼稚園の場合、利用料が無料になるわけではなく、上限がある場合があります。
満三歳以上→子ども・子育て支援新制度対象施設→利用料:無料
満三歳以上→ 子ども・子育て支援新制度対象外施設→利用料:無償化上限、
月額25,700円
私立幼稚園は子ども・子育て支援新制度対象外であることが多いので、希望する幼稚園か、お住まいの自治体に問い合わせてみて下さいね。
ちなみに幼稚園の2歳児クラスは幼児教育の無償化対象外。
「満三歳児クラス」に在籍していても、3歳の誕生日前までは無償化対象外ですよ。
3歳の誕生日が来ると、満三歳児として対象になります。
また、幼稚園では利用料以外にかかる費用があることが多いのでご注意ください。
まとめ:通いたい幼稚園にどのクラスがあるかチェック
今は3年保育のほかにも選択肢が多くあります。
早生まれで学年の中では誕生日が遅いという点から、注意しないといけないことがありますので、早めから考えておくと良いですね。
幼稚園によって、運営しているクラス、制度などが異なります。詳しくは興味のある幼稚園に問い合わせてみて下さいね。