入学前からなにかと心配事が尽きない、早生まれの子。
言葉がみんなより遅いな、トイレトレーニングも遅いなと幼稚園の頃から心配してきましたよね。
やっと追いついたかと思ったら、今度は入学で勉強が始まる。
とまた不安ですよね。
何も対策しなければ、学力の差は出てきてしまいます。
その子が勉強ができないのではなく、学年のなかにいるその環境のせい。
だから、ちょっと対策すれば、心配なくなりますよ。
わが家にも3月生まれの子がいて、それこそ生まれる前から「早生まれでかわいそう」って言われてきました。
最初は酷いこと言うなと思っていましたが、幼稚園入園時に「学年」というのはそれほど早生まれには厳しい環境だなと気が付きましたね。
そこからちょっと先取りで対策したことによって、学力に関しては1年生の時点で差を感じることはありませんでした。
早生まれによってできる学力の差についてと、今からできる対策についてお伝えします。
小学生の早生まれ、学力の差
こちらについてお伝えします。
小学生の早生まれの子に学力の差が出てしまう原因
本来であれば、生まれ月の影響で学力の差があるなんてことはないはずなんです。
極端な話、4/1の23:59に生まれるか、4/2の0:00に生まれるかで脳の細胞や遺伝子的に差があるなんてことはないと考えられますよね。
だけど、実際には学力の差があらわれる。
その後におかれる環境に大きく差があるからです。
4/2生まれ → 学年の中で最年長(遅生まれ)
4/1生まれ → 学年の中で最年少(早生まれ)
学年の中でも年長の子(遅生まれ)は、体も大きく発達も早いことから「できる!」や「すごいね!」が集まりやすく、自信がつきやすいので自己肯定感は上がり好循環が生まれます。
反対に、早生まれの子は、「自分はできない」、「友達に負ける」や「みんなより遅い」みたいなことを積み重ねやすく、自信を無くして自己肯定感が下がりやすい悪循環になってしまいがちです。
自己肯定感が下がり、「どうせできないから。」、「意味ない。」となってしまうと、いろんなことを頑張ることができなくなる。
結果、学力も上がらなくなってくるということです。
早生まれのこういうところは、本当に損ですよね。
早生まれの子の学力の差は小学校以降も続く
学力に差が出るって言っても、初めだけでしょ!と思われるかもしれませんが、それはちょっと違います。
発達の遅れでついている差であれば、学年が上がるにつれだんだん差は小さくなって気にならなくなるはずです。
実際には、生涯にわたって早生まれは不利であると言われています。
もうこれはショックですよね。
早生まれの子の学力の差はずっと続く…ポイントは非認知能力でした。
早生まれの子は非認知能力が低い傾向があり、その影響は生涯にわたって続くということです。
影響というのが、学力や学歴、就職先、生涯年収。
こんなにも影響があるとのこと。
非認知能力が高い人は、認知能力(学力、IQ)も高くなる傾向があるんです。
学力を上げるためにも、非認知能力も育てる必要がありそうですよね!
わが家にも3月生まれの子がいるので、非認知能力には注目しています。
小学生の早生まれ、学力の差は先取りで対策
小学生の早生まれの子における学力の差には、
がポイントであることをお伝えしました。
では、小学生の早生まれの子にあらわれる学力の差を埋める対策を解説します。
先取りで自信をつけ自己肯定感を上げるて学力も上げる
「できない」が続くから、自信を無くしていき自己肯定感が下がります。
「できない」にする前に、「できる」にしておけばいい。
学力に関していえば、少し先取りしておけば「できる」んです。
先取りというと1年分先に学習しておく、というような感じがしますが、ほんの少しで大丈夫。
先取りというか予習といった感じですね。
例えば、小学校に入学すると、まずひらがなを習います。
完璧でなくてもいいけど、だいたい読み書きできるようにしておけば、「それ知ってるよ!」、「できる!」と自信がつきます。
この「できる!」を増やして自己肯定感を上げたいんですよね。
がっつり先取りして、授業の前に完璧にしておく!ではなくて、ちょっと先取り(予習)して「できる!」を増やす。
早生まれの子でも自己肯定感を上げることができ、学力の差を埋めることができますよ。
わが家でもちょっと先取りを取り入れています。
勉強が大好きで、家で勉強ばかりしているわけではありませんが、学校での成績はいい方なのかなと感じていますよ。
何より、本人は「できる!」と思っているので対策は間違っていないかなと思います。
非認知能力の観点からやらせすぎもよくない
学力を上げるためには、非認知能力も上げる必要があるんです。
ただ、低学年のうちから勉強をたくさんさせると、遊ぶ時間がどうしても減ってしまいます。
遊ぶ時間が減ると、非認知能力が育ちにくいという弊害があるんですよ。
非認知能力は、将来社会で生きていくため、成功するために必要な大事な力。
小さいときにしっかり遊んだ子は、自然と非認知能力が身についていきます。
今、自信をつけるために先取り学習も必要だけど、勉強させすぎると非認知能力がつきにくくなる。
勉強と遊びのバランスを考える必要がありますよね。
通信教育でサクッと先取りして学力を上げる
自信をつけるための先取り、非認知能力を育てるための遊びのバランスを考えたとき、短時間でさくっと学習できる通信教育は相性がいいですね。
問題集を購入してやる場合は、進度を親が管理する必要があります。
その点、通信教育は進度も考えてあり、1回の学習時間が5~10分と遊びには影響しない程度。
ちょっと先取りには十分です。
入学前に通信教育を受けていれば、入学前にひらがなを読み書きできるようカリキュラムが組まれていますよ。
1年生の講座からでも、じっかりとひらがなを定着させるところから始まり、こちらは書き順も形もしっかりと。
入学前に始められなかった!と後悔する必要はないですよ。
わが家では、入学前はこどもちゃれんじ、入学後は進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチを受講しています。
入学前から学習習慣ができたので、宿題をやるということに拒絶反応はありませんでした。
決して宿題が好きなわけではないですよ。
ひらがなの読み書きもだいたいできるようになっていたので、自信たっぷりで授業を受け、発言もしていたようです。
まとめ:小学生早生まれの学力の差は通信教育で対策
学年の中では年齢が一番小さいということを意識して、少し対策してあげることで、早生まれの学力の差は最小限にすることができるはずです。
でもやりすぎて勉強させすぎるのもよくない。
子どもはやっぱり、しっかり遊ぶ必要もあるんですよね!
通信教育を受講することで、勉強と遊びのバランスをとり、自己肯定感も非認知能力も育てたい。
こんなに心配する必要なかったんだ!と思えるように、ちょっと対策してみませんか。
入学前➡ こどもちゃれんじ公式ページ